➤ 川端 孝則(造形美術)

福岡県立小倉高等学校卒。京都市立芸術大学工芸科卒、同大学染織専攻科修了。2002年より北九州市門司区「門司港アート村構想」事業に協力。同年、旧庄司小学校校舎に開設された「門司港アート村」村長として門司港を拠点に活動。2011年、北九州市文化振興計画に基づき「門司港アート村」は「門司港美術工芸研究所」と名称を変更し同研究所所長に就任。「門司港アート村」時代から芸術工芸分野の人材育成と芸術を核にしたまちづくりに尽力。2019年より「門司港美術工芸研究所」特別顧問。

HP:https://www.mojiko-biken.com/

➤ 門司港アートワーフ展示作品

〔作品タイトル〕
 波のまにまに漂えば・・・ 

〔技法/素材〕 
 和紙に染色、ステンレス、鉄

〔作品について〕
 柳の御所に想いを馳せて

 都を追われた平家一門が、7日間の仮御所を設けたとされる柳の御所。
 現在の門司区大里にある。
 源平の戦いが終焉を迎えた寿永4年(1185年)、
 平家の敗戦を覚悟した二位尼は、8歳の安徳天皇を抱いて
 「海の下にも都がございます」と慰め、壇ノ浦の海に入水した。

 この波の下にはどのような都があったのだろう。 

〔展示場所〕

 親水広場

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満潮時に海の水に浸かる。

浸かることでだんだんと作品が朽ちていく。

それもまたこの作品の魅力の一つ。

海水がひいた時と満潮の時の表情の違いは

状況によって変わる人のそれのようにも見える。

海水に浸る姿がよりキラキラと感じるのは

もしかすると、地上の都より海の下の都のがほうが

心地よく輝いていたということかしら?

そんな空想をもよび起こす。

儚さと凛とした美しさが印象的であった。

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門司港アートワーフの作品写真撮影は秦穴 拳壱さんです。


◉これまでの作品⼀例◉

青い偶



青い偶



青い偶



インスタレーション



私の門司港Ⅰ
蝋彩画



無題

MOJIKO ART WHARF

福岡県北九州市の門司港で行う展覧会「門司港アートワーフ」のホームページです。

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