京都生まれ。写真家として活動中。自身のディアスポラとしてのアイデンティティの揺らぎから生まれた作品「物語」が、第39回公募キャノン写真新世紀でグランプリを受賞する。韓国伝統舞踊家、金一志のもとに師事する。岩下清香(歌手/音楽家)らと新プロジェクト「ウィルスとおよぐ」でグループ作品を制作中。
➤ 門司港アートワーフ展示作品
〔作品タイトル〕
物語
〔技法/素材〕
インクジェットプリント、アルミマウント、額装
〔作品について〕
「私の身体に先祖の体験してきた記憶が残っているのではないかと
感じることがあります。様々な民族の伝承(「祭」「食」「衣服」
「音」「色」「文様」「語り」など)を体験したときに、デジャ
ヴュのような感覚を覚えることが多いためです。
そういった記憶とも思える不思議な感覚と、 今まで生きてきた私の
確かと思える記憶が重なった時に、 ひとつの物語が現れてきます。
私はこの物語に向き合う事で、自分にとっての『故郷』とは何なの
かを考え続けています。」
〔展示場所〕
三冝楼
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唯一無二の『物語」。
幻想的で不思議で惹きつけられる作品。
昭和6年に建てられた木造三階建、当時の門司港の繁栄を象徴する
高級料亭であった三冝楼で独特の世界観を醸し出した。
観ているとわたしたちに何か問うているように
感じられる作品でした。
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門司港アートワーフ展示作品撮影は、山口 仁さん。
◉これまでの作品⼀例◉
海に成る
少女
双子
双頭の白蛇
母
母子
預言者
巫女(火を用い作成した刃で隔てる)
展示風景1
展示風景2
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