ナポリ生まれ、東京育ち。東京藝術大学院彫刻修了後、ニューヨークを拠点にして活動している彫刻家です。彼の作品は、主に具象で、石・木を素材に人体を彫っています。最近では、ポーラ美術館でのコミッション彫刻“Dexter Head”とあさご芸術の森美術館での “KEN” を制作。いずれも野外彫刻設置作品です。
HP:http://www.sequoyahaono.com/
Instagram:https://www.instagram.com/sequoyah_aono/
➤ 門司港アートワーフ出展作品
〔作品タイトル〕
Upside-Down Face
〔技法/素材〕
カービング技法による赤御影石の彫刻
〔作品について〕
この作品は大きな顔を逆さにしたものである。ただし、見る角度に
より、見え方は異なり、その表情は様々である。私にとって最適な
彫刻の素材である石は地球の一部、ある意味ではそのものであり、
永遠に朽ちることのない物の象徴である。石に刻印すること、プリ
ミティブに彫り続ける自分がなせる印をつけていくことが、自身の
彫刻活動の基盤となっている。
現代に生きる上で最も不必要ともとれるこのプロセスが、忙しく
生きている人々の心に何らかの影響があることを信じ、これからも
1つ1つ刻んでいきたい。
コロナに見舞われた年にもかかわらず、美しい海峡、山々に囲まれ
た環境で制作、展示出来ることに心より感謝しています。
〔展示場所〕
大連友好記念館横の緑地
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角度や方向、観る人のその時の気分などによって
表情が違って観える不思議な作品。
門司港のまちに馴染み、
道行く人が立ち止まって作品をゆっくり眺めていたり、
写真を撮っている様子も作品になっていました。
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門司港アートワーフの作品写真撮影は、上から2つ目が山口 仁さん、
それ以外の3枚は秦穴 拳壱さんです。
◉これまでの作品⼀例◉
Dexter Head
Foot
Ken
Mask
Sculpture of Liberty
Sculpture of Liberty の部分撮り
Self Head & Foot
Self Head
SP '18 November 2/2
SP 17, June 1/2
Supreased Head
Watching Upon the Present
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